映画「風と共に去りぬ 」A面感想

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1939年
脚本 シドニー・ハワード
製作 デヴィッド・O・セルズニック
音楽 マックス・スタイナー
232分
(Wikipediaより)
 
2014年の月組の風と〜は見ておりましたが、映画は初見でございます。
TOHOシネマズなどで先月まで上映されてましたが、時間がなくて行けずレンタルです。
(本当は232分の映画をじっと見ていられる自信がありませんでした。)
A面しかなく、どうなってんだと思ってましたが、まさかの裏返ししたらB面がでてきました。
ビデオカメラのDVDもこんなんだったなぁ...
内容は有名なので書きませんが、
演出の都合上宝塚のほうは短縮していて展開が早いですが、映画であーこういうことなのか!と理解できました。
(お昼寝のシーンなど)
 
  • A面の感想
ドレスや建物の風景などがよくわかってよかったです。
フランスでは長ズボンは流行ってないというバトラーの言葉にびっくりするスカレットや、
アシュレーに腰紐を渡すときに外は雨が降ってたんだなぁとか
怪我人を看護するシーンは教会なんだなぁなどなど
手術のシーンは影と声だけですが、
すごい痛さが伝わってきました。
麻酔ないでしょうし...
 
宝塚のほうでもスカーレットは死んでしまえー!など少しお口が悪い一面がありますが映画だと気が動転しているとはいえ殺してやるを二回も言っててちょっとおもしろかったです。
戦争中ですので
店のガラスを割って物を取る、
バトラー御一行が乗っている馬を取ろうとするなどの一面や、
火薬庫に火をつけて、火薬に火がつき爆発を起こすシーンは迫力がすごかったです。(このシーン映画館で見たらすごかっただろうなぁ)
バトラーが南軍に志願するシーンは口笛が吹けたら吹いてたぐらいかっこいいです。
やっとタラについたスカーレットですがタラでのマミーとの再会は畑ではなくて屋敷内なんですねぇ
お母さんの亡骸とも会ってます。
お父さん、精神を病んでしまってるようで...
 
スカーレットはアシュレー以外からも
周りからメラニーのためにアトランタに残ってあげてなど、結構頼りにされてたんですねぇ(本人はメラニーがあまり好きじゃないと思ってますが)
さすが三姉妹のお姉さんスカーレット。
 
毎回見てて思いますが、スカーレットはバトラーの気持ちと自分の気持ちに気づくのが遅い!!というじれったさが...
そこが風と共に去りぬの醍醐味なんですが、あれだけ好き好き!ってアピールしてるバトラーをあそこまでほっておけるスカーレットの肝っ玉。
スカーレットの場合、周りの男にちやほやされすぎてるのでねぇ恋する乙女は周りが見えていません。
さいごに個人的に好きなのが
アシュレーのクリスマス休暇を終えて出て行ってしまうときのキスシーンの
スカーレットの唇の感じが好きです。ぷるぷる。
 
風と共に去りぬ B面に続きます